ＧＥのデックについて

モンコレ甲子園のレギュレーション発表を見たので。

GEのデックには５つのパターンがある。
ゴッドイーター陣営が２パターン。
アラガミ陣営が３パターン。

まずは、ゴッドイーター陣営に関して。
簡単にデックタイプと倒し方を書いてみる。
知っているかどうかで、対戦していて気分が全然違う。

橘サクヤ、シオ、レンを軸としたバランスタイプ。
遠距離型を中心に新型を採用して構築する。
上等兵【アサルト】、上等偵察兵【ブラスト】あたりも。
狙撃兵【アサルト】の関係もあって、
ヴァジュラテイル【火】まで伸ばすのは難しいところ。

メリットはシオの壊れ能力。
カドモスの能力みたいなものだが、コスト的には使いやすい。
アメノハバキリも採用できるため、対抗もそこそこ。

欠点は最大火力の低さ。
シオか橘サクヤかレンで突破できない相手には強烈に不利が付く。
加えて、装備品なしでは複合スペルを撃つだけの余裕がない。
１枠スペルできっちり対抗しないといけないので、
戦闘面での収支計算がかなりシビアになる。
特にアリサを使用すると手札がかなり厳しい状況になりがち。

基礎値に関して。
防御力は基準値を超えるが、攻撃力は狙撃兵【アサルト】頼り。
ナチュの建て直しはかなり厳しい。
即時系でスムーズに入るのが上等兵【アサルト】で防御力：３が怖い。
即時召喚対策ユニットに狩られる数字が気になる。
上等偵察兵【ブラスト】は少し難しい。

全体的な印象は、対抗の弱いブロック３のバランスデック。
スペルは複合なら充分な性能があるが、
１枠に決定力が不足しているので、ジリ貧気味。
装備品にしても総合で対抗数が増えないので、
強力に作用するケースがない。
装備品での強化が見込めるユニットは近接型だから仕方がないのだが。

ユニット性能自体は高いので、捨てたものではないし、
近接型のデックと違って完封されるケースはそこまで多くはない。
一応、対抗は飛ばせるケースが多いのは利点。

リミット：８でのパーティの最大対抗数は【４】だが、
それだけ対抗を重ねられる状況は限定的。
……というか、それをやったら消耗品がヤバイ。
このタイプのデックからは【神】ダメージが中心。
他では小雷球機雷での【雷】ぐらい。
ギャンブル担当の【火】による誤射もあるにはある。

シオ、レン、橘サクヤをきっちり倒すのが攻略法。
主格がいるのであれば、レベル：４を即時して一気にくることもある。


もう一方は雨宮リンドウ、ソーマ・シックザール中心の近接型。
……というか、雨宮リンドウによる一転突破型。
リンドウがソーマ、アリサ、タツミのいずれかと組んで、
イニシアチブ：＋５、攻撃力１３～１６で攻撃するデック。
それぞれが１枠ずつアイテム枠に隙間を作り、対抗も用意。
無理矢理殴り倒す感じ。

ドラジェがメタられていた時代には息をしていなかった。
……が、ドラジェガンメタが減ったおかげで息を吹き返す。

レベル：４で７点パンチを２体並べて殴るだけ。
アリサのアベンジャーが強いと更に強くなる。
……それだけ。
単純な動きのデックだが、ユニットスペックで闘うことができた。
肝心のスペックがブロック３で追いつかれ始めた点が辛い。

欠点は消耗品しか対抗札がないこと。
アリサの能力でも消耗品を要求される。
コウタの場合ユニットだが、効かない相手もいる。
そして、GEの消耗品の致命的な欠点がある。
……消耗品をキャンセルできないこと。
消耗品で致死ダメージを叩き出されると、相手を倒すしかない。
のだが、アリサの能力しかない。
なので、苦手な相手がはっきりしている。

このタイプのデックはアリサのアベンジャーによる【火】ダメージ
ぐらいしかダメージ属性つきのダメージは出ない。
消耗品のキャンセルがないため、
ブレイズ烈火弾、雷電鼓などはダメージ量の兼ね合いもあり、ほぼ返せない。
……が、大森タツミのパーティは防御力：８とかあるので耐えられたりもする。

攻略法は雨宮リンドウを倒すこと。
本陣に到達される前にリンドウを倒しておけば、結構楽。
スピードの出なくなった半端装備品パーティは脆い。
アリサが鬱陶しいように感じるかもしれないが、
投入可能な消耗品は合計で１５枚しか存在しない。